美酒に酔いしれて。

酒と時計と靴とブランドと時々、社長

60年代のヴィンテージハット購入

 

 

古きを楽しむ事を良しとしてる私ですが

物に対しては特にそのような考えを持っています。

 

それは時計であったり万年筆であったり革であったり

ゆったりと流れる時の中で熟成される事でさらに磨きがかかります。

 

今回はハットの話をしましょう

 

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これは旧き良きアメリカの血脈を引き継ぐKNOXの

一級品ラインであるPREMIERシリーズになります。

かのリンカーンが愛用してたブランドとしても有名。

 

フェドラハットという物になり

ジョニーデップが被っている事で知られますね

 

素材はラビットファーで出来ているそうです

 

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内部はこんなふうになってます。

裏地にはブランドロゴが描かれスベリも同様です

 

内径54.5cm

ブリム4.5cm

クラウン10.5cm

リボン5cmとなっております。

 

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帽子愛好家はヴィンテージハットが好きな方が多いと思います

何故かと言うと皆口を揃えてシルエットだと言います。

確かに。こうして改めて見ると納得です。今風のハットとは違う。

 

私が懐古趣味の理由としましては多々あります

時の熟成が感じられ美しかったり今には無い意匠を感じたり

しかし一番は儲け主義に捉われない職人の魂を感じるからです。

 

当時の職人たちは向上心に溢れていました

採算を度外視し全ての技術を注ぎ最高の逸品を作る

その結果今の製品に比べて趣だったり美しさが垣間見えます。

勿論値段は希少性だったり当時の作りの良さが影響して高価ですが。

 

もしかしたらこの帽子もそんな存在かもしれませんんね。